海外旅行で悩む人も多いチップ問題。スリランカではチップは必要か?
ずばり必要です。
欧州統治の影響か、スリランカはチップ文化です。チップ文化があればその文化にしたがってチップを払うのがマナーとされています。
チップを払わないと、教養がない・マナーを知らないというような目で見られることもあるので、スマートに払えるといいですよね。
チップの相場や渡すタイミングをこの記事で説明いきます。
これを読めばスリランカのチップ事情がわかります!
Contents
スリランカのチップ:スリランカのお金
よく使う小銭の紙幣です。
大きい紙幣ですが、あまり使わないのは5000ルピーくらいで他はよく使います。
コインもありますが、ほとんど使いません。
100ルピー=約60円と思って下さい
2020.2月現在
スリランカのお金は日本では両替できないので、現地スリランカ国際空港へ着いてからの両替になります。
空港だけでなく、ショッピングモールや銀行でも両替はできます。万が一のために日本円は多めに持って行くといいです。
スリランカのチップ:相場はいくら?
スリランカは物価が安く、チップの値段も日本円にすると数百円単位です。
日本人はチップの習慣がないから、前もって料金に含んでほしいという意見もあります。
けれど、海外から来た観光客に対し、日本に来るなら日本の文化を知っておいてほしいと思いますよね。
それと同じで、チップは文化の一つなので海外旅行をするなら慣れておきたいですね。
チップは基本的に受けたサービスや気持ちによって払えばいいと認識している人もいると思いますが、少し違います。
チップ文化の国では基本給が安く、チップで生活している人もいます。
スリランカだけでなく、他のチップ文化の国も同じです。
チップは払うか払わないかではなく、いくら払うのか?ということがポイントです。
【よくある場面でのチップの相場を紹介します!】
ホテルのポーター | 50~100ルピー |
---|---|
日本語ガイド | 1000~1500ルピー |
ドライバー | 500~1000ルピー |
ドライバー兼ガイド | 1000~1500ルピー |
レストランのウェイター | 20~50ルピー |
アーユルヴェーダのマッサージ | 500ルピー |
トイレ | 20ルピー |
お寺の靴置き場 | 20ルピー |
順番に説明していきますね。
スリランカのチップ:ホテルのポーター
ホテルに到着するとスーツケースや荷物を部屋まで運んでくれる人がいますよね。それがポーターさんです。
ホテルに宿泊の場合は、自分たちで部屋に行った後に少し遅れてポーターさんが荷物を運んでくれます。
その去り際にサッと渡すのがスマートです。
もし運べるくらいの荷物しか持っていなくて、ポーターさんが不要の時は「No Thank you」と断りましょう。
ホテル関連で、ベットメイキングにはいくらチップが必要か聞かれることがありますが、払わなくても大丈夫です。良いサービスを受けたら50~100ルピー渡せばいいです。
スリランカのチップ:ガイド・ドライバー
スリランカ旅行の際に利用する人も多いのが日本語ガイドやドライバーです。
チップの基本的な考えとして、相手をどれだけ拘束したかというのがポイントになります。
スリランカは移動に時間がかかるので、拘束時間は長くなります。
ガイドをするには、試験に合格し定期的に免許の更新をする必要があります。さらに、日々最新情報を収集しなければならないので、チップは少し高めになります。
もちろん、ガイドの内容に納得がいかなければ過剰に払う必要はありません。
ガイドに満足したら快くチップを払いましょう
ドライバーさんは、毎朝早起きして車を洗車してからお客さんをピックアップしています。
こういう裏の心配りも評価したいポイントですよね。
ドライバー兼ガイドは、全ての内容を一人で行っているので負担も大きいです。そのため、チップの額も比例します。
上記の表にある金額は一日の金額になるので、金額×日数分のチップを払いましょう。
スリランカのチップ:レストランのウェイター
レストランによっては、サービス料が含まれているところもあります。
お会計の際、伝票にService Charge(サービスチャージ)という項目があれば、サービス料が含まれています。そういう場合はチップは不要です。
けれど、気持ちのいいサービスを受けた場合は、お店にというより、ウェイターさんにチップを渡します。
例えば、注文の時から一生懸命説明してくれたり、食事がきてからも美味しい?何かいるものはある?と声をかけてくれたりしてくれた場合。
ホテルのレストランで食事した際、出てきたお肉が硬すぎて苦労して食べていたら、ウェイターさんが気にして厨房へ焼き直すように言ってくれました。
このように、自分が受けたサービスに納得した場合はサービス料が含まれていてもウェイターさんにチップをお支払いします。
スリランカのチップ:アーユルヴェーダのマッサージ
日本と比べるとかなり安いアーユルヴェーダ
オールハンドのオイルマッサージを受けることができます。長いコースだと120分
汗だくになりながら施術をしてくれます。
相場は500ルピーですが、満足であればそれ以上払って構いません。
施術の最後に渡すので、誰に施術してもらったか覚えておいた方がいいですね。もし忘れてしまっても、彼女に渡してほしいと受付へ頼めば渡してくれます。
スリランカのチップ:トイレ
トイレは基本お金がかかります。
正直、こんなトイレでもお金払うの?という場合もありますが、払わないと入れないので払います。
入り口にお金を集めている人がいるので、その人に払うとチケットをくれます。チケットは受け取らなくてもお金さえ払えば入れます。
レストランやカフェで食事をした場合は店内のトイレは使えます。他にも、大型ショッピングモールのトイレも無料で使えました。
無料で使えるところもありますが、お金はかかると思っていた方がいいです。
スリランカのチップ:お寺の靴置き場
スリランカは仏教徒が多く、世界遺産8つのうち4つが寺院です。
知らない人も多いかもしれませんが、寺院に入る際は靴を脱がないといけません。
脱いだ靴を預けておく場所があり、それにお金がかかります。ちゃんと保管してくれてますが、受け取りの際は、靴が間違えていないか確認しましょう。
スリランカのチップ:番外編
スリランカではトゥクトゥクというバイクタクシーに乗ることがありますが、その際にチップは必要か?
大体の場合が、この場所まで行くのにいくらと交渉してから乗るので、特に必要はありません。ですが、金額ぴったり支払わず小銭のおつりが出たときはほぼ返ってきません。
例えば、乗車代102ルピーに対し120ルピーで支払う
差額の18ルピーは返ってこないです。私は、それがチップのかわりかな?と思い対応してます。
最近では「Uber」「Pick Me」といったアプリもあり、アプリから呼ぶこともできます。アプリではクレジット決済なので現金のやりとりもありません。
スリランカ到着してまず出会うのが空港にいるポーターさんです。
機内荷物をたくさん持っていたり、スーツケースの他に荷物あったりした場合にお手伝いをしてくれる人がいます。親切に運んでくれますが、チップを要求してきます。もちろん必要であればお願いしていいですが、頼んだらチップは払いましょう。
空港に着いたばかりでまだお金を両替してないのにチップを要求してくるので、初めから頼まない方がいいです。「No」と言って断りましょう。
観光地にいるなんちゃってガイドや、シーギリヤロックにいる山登りサポーターさん
ガイドに関しては、免許のない人が案内できないので断りましょう。
シーギリヤロックの山登りサポーターさんは、登るのを手伝ってくれる人です。
シーギリヤロックは登頂がきつく、高い場所へ行くので、親切心から手をつないでサポートしてくれる人がいます。
親切でやっているけれど、チップは要求してきます。高所恐怖症でサポートしてほしい場合や、登るのがきつくサポートが必要であれば手伝ってもらって構いません。
その際は300ルピーくらいのチップを渡しましょう。
スリランカのチップはいつ渡すの?
チップの習慣がない日本では、いつチップを渡せばいいのか悩みますよね。
基本、サービスを受けた後に感謝の気持ちとともに渡します。
たまに最初からチップを渡してくれる人もいます。間違えではありません。
友人は、対応が遅いウェイターさんにチップを渡し、早くするよう言っていました。忙しいお店では後回しになってしまうこともありますが、待てない場合や早く対応してほしいときにはチップを渡して対応してもらうのもいいですね。
チップを渡すのには小銭が必要です。
スリランカルピーは日本で両替ができないので、スリランカ国際空港に到着後に両替をします。空港で両替をしてもらうと大きい紙幣しかもらえないので、スーパーでお水を買ったりして前もって小銭にしておくといいです。
よくある疑問
A:アーユルヴェーダのマッサージは、自分が誰に施術されたか覚えてないから誰に渡したらいいかわからない。
Q:施術した人は帰りの支度を待っていて、お見送りをしてくれます。なかには忙しくて見送りはできない人もいますが、声をかけてくれるのでその時にチップを渡しましょう。
A:ガイドやドライバーの場合、旅の最後にまとめてチップを渡すことが多いので、現地の紙幣がなくチップが払えない。
Q:チップを渡すのはマナーなので、前もってチップ分の金額はよけておきましょう。もしくは、日本円で支払っても大丈夫です。
スリランカのチップ:まとめ
スリランカでのチップの支払いはわかったでしょうか?
過剰なチップを要求してくる人もいるので、払う金額は最初に確認した方がいいです。
- スリランカはチップ文化なのでチップは必要
- チップを払うのはマナー
- チップを支払うために小銭を準備しておく
- サービスを受けた後に感謝の気持ちとともに渡す
ホテルのポーター | 50~100ルピー |
---|---|
日本語ガイド | 1000~1500ルピー |
ドライバー | 500~1000ルピー |
ドライバー兼ガイド | 1000~1500ルピー |
レストランのウェイター | 20~50ルピー |
アーユルヴェーダのマッサージ | 500ルピー |
トイレ | 20ルピー |
お寺の靴置き場 | 20ルピー |
海外旅行へ行くなら身に着けたいマナーですね。