スリランカの紅茶列車とは、紅茶の産地へ行く列車のことです。
一番有名なのが「ヌワラエリア」スリランカの真ん中より少し右下あたりです。
目的地へ着くまでに列車からきれいな紅茶畑を見ることができます。
そのため、紅茶列車と名づけられました。これは観光客がつけた名称なので、地元の人に聞いても通じないでしょう。
人気の紅茶列車の乗り方や時刻表などについて紹介します。
Contents
スリランカの紅茶列車の乗り方をおさえよう
スリランカの交通手段はバス・列車・タクシー・飛行機など様々な方法があります。
その中でも料金の安い列車は人気の移動手段です。ただし、移動時間がかかるので賢く利用したいところです。
紅茶はお土産に買って帰る人も多いですよね。スリランカの紅茶は美味しいので、飲み比べするのもいいと思いますよ。
➤スリランカの紅茶はどれがおすすめ?スーパーで買えるお土産も紹介
紅茶列車のルート
人気の「ヌワラエリア」までのルートはいくつかあります。
コロンボ~ヌワラエリア または エッラ
キャンディ~ヌワラエリア または エッラ
ヌワラエリア~エッラ
この中で一番移動時間が短いのがヌワラエリア~エッラの移動です。約2時間30分です。
これで短いの!?と思うかもしれませんが、他は3時間30分以上はかかります。
観光の日程などに合わせてどこから乗るかを検討されるといいです。
チケットの買い方
行く先が決まれば後はチケットを買って乗るだけです。
チケットの買い方はとても簡単です。
乗りたい駅の窓口へ行き、目的地を伝える
↓
席のクラスを選べる場合は席を選択
↓
言われた金額を支払う
チケットは、乗車中または降車時に確認されるのでなくさないように持っておいて下さい。
また、間違った列車に乗らないように駅員さんにチケットを見せて行き先を確認してから乗ることも忘れないようにしたいです。
スリランカの紅茶列車の予約方法と時刻表
列車の予約をすることもできますが、車両ごとにグレードがあり、それによって予約できるかが変わります。
紅茶列車のグレードと予約方法
車両のグレードを確認していきます。
- 1等車(First Class)
エアコン付きの車両になります。
ガラス張りで外の景色は見やすいですが、窓を開けることができません。
席は全席指定なので必ず座れます。
エアコンが付いていて快適なので人気の車両です。当日は売り切れている場合があるので、事前予約することをおすすめします。
- 2等車(Second Class)
エアコンは付いていませんが、ファンが回っています。
窓は自由に開けられ、風を感じることができます。
こちらも席は全席指定になってます。
日にちによっては混みあい、チケットが取れないことがあるので、早めの予約をおすすめします。
- 3等車(Third Class)
エアコンもファンも付いていません。窓は自由に開けられます。
席は自由席になりますので、混んでる時は座れないこともあります。
長時間の移動の際はしんどいので、2等車に乗ることをおすすめします。
トイレは各車両に付いていますが、あまりキレイではないので、気になる人は事前に済ませておく方がいいですね。
予約は乗車日の1か月前から各乗車駅にてできます。
ただし、1等車・2等車のみとなります。
インターネットからの予約は2020年1月現在利用できません。
確実に予約をしたければ、現地旅行会社などに代行で取ってもらうことをおすすめします。
スリランカツアーやガイド、ドライバーについてお問い合わせは下記より承ってますのでお気軽にご連絡下さい。
スリランカの紅茶列車の時刻表
こちらが時刻表です。なんとも原始的ですよね。駅に掲示してあります。
インターネットからも検索はできますが、スリランカ国内の番号を持っていないとアクセスできなかったり、PCからでないと検索できなかったりします。
そもそも、電車は時刻通りに来てくれないこともあります。
なので、チケットを取った時間の少し前に駅へ行き駅員さんに確認する。
これが一番確実です。
おすすめの時間帯は早朝です。
朝1番の列車は遅れることが少なく、目的地へも明るいうちに着くので、予約時間に迷ったら早朝を選ぶのが良いです。
スリランカ紅茶列車のおすすめルートと乗り方の注意点
鉄道はバス移動よりも料金が安いです。快適に長距離移動したい人にはおススメです。
また、車内販売もあるので、現地の軽食などもチャレンジできます。
スリランカ人はとても陽気な性格で音楽大好きです。
長時間の移動の際も、歌歌ったり楽器を弾いたりと周囲の人を楽しませてくれます。
旅行の日程に余裕があり、よりローカルな雰囲気を体験してみたい方はぜひ列車旅に挑戦してみて下さい。
おすすめの路線は「ヌワラエリア→エッラ」です。
紅茶畑が有名なヌワラエリア、欧米人に人気の観光地エッラを走る路線です。
紅茶列車として有名になった所以でもある路線になります。
一面に広がる紅茶畑は圧巻です。
身を乗り出さない
荷物から目を離さない
スリランカの列車はドアが開いたままになっています。
そのため、身を乗り出して撮影された写真などが多くインスタグラムに投稿されています。
写真だけ見る素敵に見えますが、車窓やドアから身を乗り出して撮影するのはかなり危険です。
線路に近い障害物や木々、トンネルなどもあります。
実際に落ちる人もいるようですし、身を乗り出さなくても混雑していて押されてドアの方へということもありますので、十分注意が必要です。
荷物は自己責任です。
スリランカは比較的治安はいいですが、それでもスリの危険はあります。
長距離移動だとつい眠くなってしまったり、気が緩んでしまったりしますが、荷物からは目を離さないようにしましょう。
スリランカ紅茶列車の乗り方まとめ
スリランカの列車についてイメージできたでしょうか?
- 乗りたい駅へ行きチケットを購入し、出発時間に列車に乗車する。
- 1等車・2等車は1か月前から予約できる。インターネット予約はできないので、現地の人に代行してもらう必要がある。
- 駅に時刻表が掲示してあるためそれを参考にするが、駅員にも確認すること。
- 茶畑がきれいな「ヌワラエリア」へ行くルートがおすすめ。
- 列車では危険なので身を乗り出さないこと。荷物からは目を離さないこと。
海外で列車に乗ることは少しハードルが高いように感じますが、そんなことはありません。
列車だからこそみれる特別な景色もあるので、ぜひ挑戦してみて下さい。
スリランカは移動に時間がかかるため、余裕を持った日程で観光することをおすすめします。
旅のプランやツアーにお困りの方はお気軽に相談して下さい。
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