スリランカといえば紅茶。セイロンティーは世界的にも有名ですよね。
日本でも、午後の紅茶・モスバーガーはスリランカ産の紅茶です!
スリランカは紅茶の生産国第3位!!輸出量はケニアと肩を並べています。
ケニアで紅茶が取れているなんて知りませんでした
紅茶大国に来たんだからお土産に紅茶を買って帰りたいですよね。でも、紅茶って種類もたくさんあるし、何を選んだらいいかわからない。。
大丈夫です。
すごく簡単に言ってしまうと、ミルクティーならBOPF・ストレートならBOPという種類を選べば間違いありません。
では、BOPFとBOPの違いや、スーパーマーケットで買える手軽な紅茶のお土産を紹介します。
Contents
スリランカの紅茶のおすすめ、お土産にするならどの種類?
紅茶には等級区分(グレードとも呼ばれる)があります。これは茶葉の見た目や大きさによって区分されます。価値を決定するものではありません。
<紅茶の等級区分>
OP
オレンジペコー |
茶葉は細長く大きい。先端から2番目に若い葉。
紅茶の色は明るく薄いものが多く、香味が強いのが特徴 |
---|---|
FOP
フラワーリーオレンジペコー |
一番先端にある芯芽(チップ)が多く含まれてるもの。
上品な味わいで、香りが高い。 |
BOP
ブロークンオレンジペコー |
OPを細かくカットした茶葉。需要が一番多い。
紅茶の色は濃く香味も強い。ストレートにおすすめ |
BOPF
ブロークンオレンジペコーファニングス |
BOPをふるいにかけたときに落ちる更に細かい茶葉。
BOPより香りが強く、色も濃い。ミルクティーにおすすめ |
DUST
ダスト |
粉末状になっているもの。等級区分では最も細かい。
短い時間で色が出るので、ティーバックに使われることが多い。 |
オレンジペコは名前を聞いたことがある人は多いかもしれません。名前はオレンジですが、味は全く違います。オレンジの風味も味も一切しません。
けっこう勘違いしている人って多いんです。
日本人はストレートかミルクティーで飲むことが多いので、ストレートならBOP(ブロークンオレンジペコー)・ミルクティーならBOPF(ブロークンオレンジペコーファニングス)を選ぶといいんです。
スリランカの紅茶のおすすめ、お土産で選ぶならこの産地
現在、スリランカ紅茶局が認めている産地は全部で7つ
ウバ・ディンブラ・ヌワラエリヤ・キャンディ・ルフナ・サバラマムワ・ウダプセラワ
製茶工場の位置する標高によって3つの区分に分かれています。地域によって栽培されている紅茶の種類や特徴は違います。
ハイグロウンティー(高産地) | ミディアムグロウンティー(中産地) | ロウグラウンティー(低産地) | |
標高 | 約1300m以上 | 約1300m~670m | 約670m以下 |
エリア | ウバ・ヌワラエリヤ・ディンブラ・ウダプセラワ | キャンディ | ルフナ・サバラマムワ |
特徴 | 香気を持ち、色は明るい。渋みが少ない。 | 渋みは強めだが、万人ウケする。 | 香りは弱め、色は濃い |
おすすめの飲み方 | ミルクティー | どんな飲み方にも | ストレート |
紅茶の品質は値段に比例しますので、良質なものは値段も高いです。けれど、日本で買うよりかなり安く買えるので、自分用・家族用・大切な人への贈り物に、本場の紅茶をお土産にいかがですか?
ヌワラエリヤ・キャンディは観光で訪れる人も多く、紅茶工場へ行く機会もあるのでぜひ本場の紅茶を体験してください。紅茶を作る工程も見学できます。工場では、そこでしか買えない紅茶もありますよ。
また、香り付けに人口香料を添加していることがありますが、工場で売っている紅茶は無添加のものがほとんどです。
紅茶は、香りや味だけが楽しみではありません。最近では、茶畑のきれいな景色が見れる紅茶列車に乗って観光する人も増えています。
電車から見える茶畑の風景は圧巻です。スリランカの紅茶列車は、世界有数の絶景鉄道としても有名なんです。
スリランカの紅茶:スーパーで買えるおすすめの紅茶紹介
紅茶の国だけあって、スーパーにも紅茶がずらりと並んでいます。
種類もたくさんあり、紅茶・フレーバーティー・ハーブティーと様々です。
工場で売っている紅茶は良質なものですが、たくさん買おうとすると少し高く付きます。日本はお土産文化なので、ばらまき土産用に安くてたくさん欲しいですよね。
欲を言えば、「安くて可愛い」が欲しい、これはお土産のテッパンです!!
スーパーで買った物でも美味しいと喜んでもらいました
私が普段よく行くスーパーで見かけたパッケージが可愛いものを紹介しました。ほんの一部なので、スーパーへ行ったら紅茶コーナーをチェックしてみて下さい。
スリランカで有名なスーパーは主に3つ
- Keells(キールズ)
- Arpico(アルピコ)
- Cargills(カーギールス)またはFood city(フードシティ)
どのスーパーにも紅茶コーナーはあります。大きな店舗の方が色んな種類が置いてあることが多いので、どのスーパーかよりは大きい店舗へ行くことがおすすめです。
スーパーで買える紅茶も茶葉タイプのものが多いので、パッケージをよく見て買うこと。特に、缶タイプは茶葉タイプが多いです。
ストレートならBOP、ミルクティーならBOPFを選ぶ。パッケージに記載されているので見てみて下さい。
スーパーで紅茶を選ぶ方法としてもうひとつおすすめなのが、ホテルで飲んだ紅茶を控えておくことです。
スリランカは紅茶文化で、1日何回も紅茶を飲みます。そのため、ホテル・ゲストハウスにも紅茶とポットが置いてあることが多いです。
そこに置いてあるのはティーバッグで、部屋で飲めるようにミルク・砂糖も一緒に置いてあります。実際、泊まるホテルで飲んでみて「美味しい!」と思った紅茶をスーパーで探してみるというのも一つの手ですね。
スリランカの紅茶:おすすめのお土産紹介まとめ
ストレートならBOP
ミルクティーならBOPF
本場の紅茶を買うなら紅茶工場で買うこと
ばらまき用の安くて可愛いパッケージを求めるならスーパーをチェック
今回は、少しでも紅茶を楽しんでもらえるようざっくり説明しました。
紅茶は奥が深いので、まだまだ色んな違い・種類があります。興味がある方・興味を持った方は更に追及していくと面白いと思います。
スリランカの紅茶は美味しいので、ぜひ楽しんでいただけたらと嬉しいです。